《すばる文学賞》傾向とまとめ 2020年
1977年から行われている、純文学の文学賞です。
「小説すばる新人賞」と似ている名前なので同じ賞だと誤解しないようにしましょうね。
また別の記事で「すばる文学賞」と「小説すばる新人賞」の比較をしてみたいと思います。
さて、「小説すばる新人賞」とはどのような文学賞なのでしょうか?
簡単サイト情報
〆切 | 2020年3月31日(当日消印有効) |
応募原稿 | 枚数は400字詰原稿用紙で100枚程度から300枚までとする。原稿は、1行30字×40行を目安にA4判のマス目のない紙に縦に印字する。手書きの場合は400字詰原稿用紙を使用する。 |
応募内容 | 未発表小説に限る。(同人雑誌、インターネット上などに既に発表したもの、及び当文学賞の発表より前に発表予定があるものについては、選考の対象外とする) |
応募資格 | 新人 |
賞 | 正賞:記念品 副賞:100万円 |
選考委員 | 堀江敏幸、岸本佐知子、川上未映子、金原ひとみ、奧泉光 |
入選発表 | 「すばる」2020年11月号掲載予定 |
Web応募 | なし |
主催 | 株式会社 集英社 |
こんな人に向いている!
純文学を書く方におすすめです。
募集要項の言葉に、
「気鋭の新人を待つ文学賞です。既成文学観にとらわれない、意欲的な力作・秀作をお寄せください。」
とあります。
並大抵の努力では取れない文学賞だと思ってください。
もしかすると、選評者の目に留まるという”運”にもかかってくるかもしれません。
圧倒的の文章力、あっと言わせる内容、駆け抜けていく展開が求められています。
自信のある作品を送れる人が向いている、と思われます。
特色は何だろう?
主な競合賞として「芥川賞」が挙げられるほど、列記とした純文学の有名な賞であることは大きいです。
受賞すれば、著名作家陣の末端にの末端に組み入ったと言っても過言ではないでしょう。
そこからどう別の作品を生み出すかは、作家としての腕の見せ所となってくると思います。
また、原稿用紙100枚からと、そこまでの長編でもありません。
ある程度枚数はあった方が良いと思いますが、まとめやすい枚数であるとも考えられます。